2016年05月23日
「電波新聞」といっても一般の方にとっては馴染みの無い名前かもしれませんが、電機業界ではとてもポピュラーな日刊紙で、店主もかつて大昔メーカー勤めのころには、各部署に毎朝届いて上長から順番に回し読みしていました。私なんかは最後の最後、一部切り抜きされていたりしましたが、それを課長や主任が明日の朝礼のネタにするわけです。
そんな業界紙ですから載っているのは大手の電機メーカーや部品メーカーの話題や新製品、業界や市場の動向、或いは販売店情報も大型量販チェーンなどについてですが、ここ1年半ほど、「注目の老舗オーディオ専門店」という題で全国のオーディオ・ショップを毎週1軒ずつ取り上げて紹介する記事を連載しています。
多くは地域に何店舗も構えるような大手有名店ですが、どのような経緯か、私どものような極小手(大手の反対語のつもり),超専門的個人商店を取り上げて頂けるのは有り難い限りです。
来店されたのは大橋氏と小川氏、世代は大きく異なるお二人のコンビネーションがなかなか絶妙で、こうして全国様々な店を取材しながら世代継承も兼ねて続けているのだとか。実に素晴らしいことではありませんか。
実は大橋氏は知る人ぞ知る電子工作業界(?)の大御所で、電波新聞社の「電子工作マガジン」編集長も兼ねています。
かつてのオーディオ全盛時代真っ只なか世代でもあり、つい取材を離れて熱く語り合う場面もあり、大変楽しいひと時を過ごさせて頂きました。
記事は6月3日・金曜日付の電波新聞に載せて頂きましたので、もし機会がありましたらご覧になって下さい。