2013年01月26日
底板を外した内部
モーターと一体になったプラッターを外したところ
テクニクスのダイレクト・プレーヤーのリフレッシュ整備をしました。
もう約30年前の当時3万円ほどの製品ですが、今の同じ価格帯のフルオート・プレーヤーに比べてもやはり最盛期のものは造りが違います。
一体成型ボディーは特殊制振樹脂を使い重量のあるしっかりしたもので、まだどこにもほころびはありません。
トーンアームも、樹脂パーツが多用されているものの、大切な部分はきっちりと押さえられた本格的なものです。
分解清掃,各部点検,ビス類増し締め,各部再調整、そしてケーブル類を交換、最後に小さなすり傷のたくさん付いたダストカバーを磨いて仕上げると、見違えるほどきれいになりました。
幸運なことに、近々次のオーナー様のところへ向かうことが決まっています。
ヘッドシェルとカートリッジは新品でおめかしして伺いましょう。