2024年09月08日
駐車場所をに変えたために(玄関前)、その地面(コンクリート)にある水道メーターがクルマの下に隠れて、フタを開くこともメーターを読み取ることも出来なくなったので水道局に相談に行きました。
その前に、今は多分、直接メーターを見なくても無線通信などによって近くで読み取れる方式があるはず(電力メーターではすでに実施済みですね)、と思ってインターネット検索したら、案の定いくつも出てきたので少し調べておきました。
スマート水道メーターとかモバイル検針メーターなどと呼ばれる遠隔検針メーターがあり、今までどおり検針員が家まで行きメーターの近くで無線通信でデジタル数値を受け取る方式と、もっと遠隔送信出来る通信方法(携帯通信などを利用?)を使って、家に行かなくても水道局で数値を受け取れる方式とがあるそうです。
こうしたスマートメーターに交換は可能ですか?という相談を水道局(東京都水道局・杉並営業所)にしたところ、担当の方が出てきて概要を説明してくれました。
確かに遠隔検針メーターは少し前から杉並でも運用を始めている、状況が変わってクルマや物の下になってメーターを見ることが出来なくなった場合に対応する、とのことでした。
但し、顧客が申し込んで設置するわけではなく、(水道局から委託された)検針員が検針出来なくなった場合に水道局の判断で取り付け(現在のメーターと交換)を行うのだそうです。そのため、使用者としては交換になっても費用はかかりません。メーターシステム一式では結構な金額ですので、これは有難いところです。
因みに対応してくれた方も、うちと同じようにクルマの下になったのでスマートメーターに交換したのだそうです。
ということで私から直接の申し込みは出来ないので、取りあえず待っていることになりましたが、少し経った先日、検針に来た人が「メーターを見られないのでクルマを動かして下さい。」と言うので、検針後に水道局での話をしました。メーター交換の件、検針員さんも水道局に依頼するので、お客さんからも依頼して下さい、ということでした。
そこで再度水道局を訪問、経緯を話してお願いすると(現況写真も持参)、その状況では恐らく交換となりますが、交換作業担当の業者からの連絡を待っていて下さい、とのお話。
1ヶ月ほどした頃に水道局から電話があり、その後工事業者さんからも連絡があって、日取りを決めて交換作業となりました。
メーター自体はそのまま入れ替えられるように今までと同様の形状で、丸いガラス窓にあるアナログ計数器が液晶デジタル表示になります。
問題は、その数値を送る通信機能と電源供給方法。小さな写真で見難いですが、左下のほうに無造作に立てかけてある黒い筒状のものがどうやらバッテリーで、通信機能はここか、或いはメーター内に収めてあるのでしょう。作業の人に訊いてみましたが、機器の具体的内容はよく分からないそう。ただ、メーター交換は8年ごとに行うそうですから、バッテリーも8年間は持つようになっているのでしょう。
次の検針は1ヶ月以上先ですが、これで安心安心。