2015年12月23日
さて今年も年末恒例のリスニング、クリスマスの「くるみ割り人形」と、大晦日の「第9」の時期となりました。
手持ちのレコード(CDは除く)から選定しなくてはなりません。特にくるみ割りは選択肢がそう多くなく、すぐ一巡してしまいますから、そろそろ新たな演奏を加えなくてはなりません(とはいっても年1回ですので余裕はあります)。
さてまず今年の「くるみ割り人形」は、名匠ドラティが久しぶりにアムステルダム・コンセルトへボウ管を振って入れた2枚組の全曲盤。
彼はアム・コンとはステレオ初期に「新世界」を入れたのみでしたが、その後晩年になって数タイトルまとめて素晴らしい録音を残してくれました。そのうちの一組です。
持ち前の抜群のリズム感覚はバレエ音楽でも大きな強みを発揮してくれます。
年末の第9は久々にレコード棚から引っ張り出してきた1枚、いや2枚組。
マルケヴィッチ指揮ラムルー管弦楽団の演奏で、交響曲第1番とのカップリング、店主にとっては取って置きのアルバムです。
今年はどちらも2枚組、聴く時間が取れるかが少し心配ではあります。