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2013年11月
店主日誌:2
2013年11月23日
先日コニシス研究所の小西氏と石垣氏がみえました。

CONISIS はカスタム・プロオーディオ機器を中心に、その技術を活かしたコンシューマー・オーディオを製作している拘りのメーカーです。
最近ユニークなコンセプトによる魅力的なフォノステージアンプ・システムMESIASを発売したのを機に、私どもで取り扱いを開始させて頂くことになりました。

今までもプロ機器を彷彿とさせる無駄を排したアンプ群で記憶に残っていたのですが、今回主宰者の小西氏(設計,デザインも自身でこなします)とお話ししてみて、大のアナログ(レコード)・ファンと知り、忽然と現れたMESIAS シリーズについても納得、今までの一貫したポリシーを採りながら自身で納得のいく製品を創ったと分かりました。

同行された石垣氏は同社のアナログ御意見番といった立場で、アナログに対する豊富なノウハウをもって製品にさらに磨きをかけてくれています。
普段の強面がアナログのことを話すときだけ別人のように(?)変わるのを見て、嬉しくなりました。

このお二人の今後、さらに楽しみで期待が膨らみます。
2013年11月16日
先日トーレンスのアナログ・プレーヤーTD206 をご購入下さったお客様が、長年の経験を生かしたDIYチューニングによって独自の音質向上を果たされていますのでご紹介します。

この方はすでに何十台もの真空管アンプを自作されているベテランの自作派ということもあり、久し振りにお買い換えの市販プレーヤーも眺めているといくつもアイデアが湧いてくるようです。
TD206 はシンプルな構造で、その点自分流にアレンジする素材としても好適です。

1)まずカートリッジを附属のオーディオテクニカから、ご愛用のDENON DL103 へ交換。
その際にカーリッジの高さが異なるのでアーム自体を下げたいのですが、あいにく下げるのはこれがいっぱい、上げるほうは比較的容易に出来るのですが。
そこで手元にあった2t のアクリル板でカートリッジ・スペーサーを自作。

2)視点を変えて、プラッターのほうを2mm上げても同じですので、元からの4t アクリル・プラッターを6t のプラッターを作って交換。
製作は私どもが担当させて頂きました。
これによりカートリッジ・スペーサーは不要となり、プラッターも若干重量増で安定。一挙両得!

3)50mm径,厚さ20mmの真鍮丸棒をDIY店で購入、得意の穴あけ加工で市販品!?と見紛うばかりのレコード・スタビライザーの出来上がり! 重量も約300gと程よい重さです。

自分だけのアイデアと工夫で、音質向上も倍返し、こんな楽しみ方、良いですね。

詳しくはご本人のブログをご覧下さい。「トーレンス・プレーヤーTD206変身術」として現在1~3までアップされていますが、まだ続くとのこと、楽しみです:
http://6bq5m.blog107.fc2.com/blog-entry-83.html