2013年11月16日
先日トーレンスのアナログ・プレーヤーTD206 をご購入下さったお客様が、長年の経験を生かしたDIYチューニングによって独自の音質向上を果たされていますのでご紹介します。
この方はすでに何十台もの真空管アンプを自作されているベテランの自作派ということもあり、久し振りにお買い換えの市販プレーヤーも眺めているといくつもアイデアが湧いてくるようです。
TD206 はシンプルな構造で、その点自分流にアレンジする素材としても好適です。
1)まずカートリッジを附属のオーディオテクニカから、ご愛用のDENON DL103 へ交換。
その際にカーリッジの高さが異なるのでアーム自体を下げたいのですが、あいにく下げるのはこれがいっぱい、上げるほうは比較的容易に出来るのですが。
そこで手元にあった2t のアクリル板でカートリッジ・スペーサーを自作。
2)視点を変えて、プラッターのほうを2mm上げても同じですので、元からの4t アクリル・プラッターを6t のプラッターを作って交換。
製作は私どもが担当させて頂きました。
これによりカートリッジ・スペーサーは不要となり、プラッターも若干重量増で安定。一挙両得!
3)50mm径,厚さ20mmの真鍮丸棒をDIY店で購入、得意の穴あけ加工で市販品!?と見紛うばかりのレコード・スタビライザーの出来上がり! 重量も約300gと程よい重さです。
自分だけのアイデアと工夫で、音質向上も倍返し、こんな楽しみ方、良いですね。
詳しくはご本人のブログをご覧下さい。「トーレンス・プレーヤーTD206変身術」として現在1~3までアップされていますが、まだ続くとのこと、楽しみです:
http://6bq5m.blog107.fc2.com/blog-entry-83.html