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2017年2月
店主日誌:3
2017年02月22日
 
昨日21日、ポーランド生まれの米国の指揮者、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキーさんが亡くなりました。享年93歳。
最期まで現役を貫き、敢えて円熟を排しているとも感じられるほど、年齢をものともせず気力充実した演奏を聴かせてくれました。
亡くなったのも住まいのあるミネアポリスということで、やはり何といってもミネアポリス管~ミネソタ管を20年近くにわたって手塩にかけて育て、共に歩んできた功績は忘れることが出来ません。
'90年代以降は頻繁に我が国へも訪れ、読売日本交響楽団とNHK交響楽団との共演で数多くの忘れえぬ演奏を披露、晩年は自ら最も愛着をもつというブルックナーの交響曲で孤高の名演を聴かせてくれました。
店主も、最後に読響との「伝説のブルックナー8番」を聴くことが出来たのは幸運、最高の想い出となりました。

ご冥福をお祈りします。
2017年02月15日
 
私どもで扱っているMHaudio を主宰する星野さんが長野からお出で下さいました。

MHaudio のWAON は高品位でデザイン性抜群のマイクロスピーカーですが、このほど新ヴァージョンを2種類ご紹介頂きました。
詳細はNEWS欄でお知らせします。

もうひとつ、帰りがけにちょっとだけ紹介頂いたのは、WAON スピーカー2個とそれに加えて同社のマイクロアンプなどを一緒に収納して持ち運べる、これまた大そうデザイン性に優れ、かつ上質な仕上げ(ハンドメイド)のバッグ。
まだ最終試作の段階だそうですが、大変魅力を感じました。近々ご紹介出来るはずです。
また、店主はこのバッグを見てすぐに、これでレコード・キャリーバッグが出来たらいいな、と感じたので是非検討して下さい、とお願いをしておきました。
これも勝手に今から楽しみにしているのですが..。
2017年02月04日
 


 
お客様から耳寄り(?)なお話を聞きました。

今話題の「ふるさと納税」で、真空管300B、しかもオーディオファイル垂涎の国産球 TA-300B(1ペア)を貰えるというのです。
ふるさと納税の「返礼品」にそんなすごいものを用意しているのは、鹿児島県の南さつま市。海産&農産物や肉,酒類などに交じって、ひとつ異質な「特産物」が確かに載っています。
真空管に縁のない若者が見たら、レトロな電球?と思うかもしれません。

TA-300B を製造する高槻電器工業は本社拠点は京都ですが、グループに鹿児島高槻電器工業があって、その所在地が南さつま市。ここでTA-300B はコツコツと手作りされているのだそうです。

じゃあ、いくら納税したら貰えるの? はい、34万円です(1,500 point)。
それでも同市の月間得点ランキングでは堂々の第3位にランクインだそう。贈答用のお茶や海苔のような桐箱に入って届きます。
すでに4ペア分の申し込みがあったとか。教えて下さったお客様も手に入れたそうですから、この中に入っているということでしょうか。

南さつま市にふるさと納税して、TA-300B をゲットしよう、って!?