2018年05月01日
いささかショックなニュースが飛び込んできました。
最盛期にはMMカートリッジと言えばシュアーというほど世界市場を席巻していた名門SHURE が、フォノカートリッジの生産から撤退を決めたというのです。
以下、Phileweb の記事からご紹介;
『SHURE、フォノカートリッジから撤退/「苦渋の決断」、今夏で生産終了』
同社は撤退の理由について、
「近年、製造するうえで自社の基準を維持することが困難になり、コストや納入でもユーザーの期待に応えることができなくなってきた」と説明。
「検討に検討を重ねた結果、2018年夏にSHUREフォノ製品の生産を終了するという苦渋の決断をするに至った。
この決断が大切なチャネルパートナーやエンドユーザーの皆様のご失望を招くであろうことは重々承知している。しかし、厳しさを増す状況の下で生産を続けるよりも部門を閉鎖することが、『SHUREフォノ』の輝かしい歴史を守る上で最善の方法であるとの結論に達した」と説明している。