2018年05月15日
『EAR、300B パワーアンプ新製品の試作機をお披露目!~ミュンヘン・ハイエンド・ショウ 2018』
パラヴィチーニ氏のEAR が何と300B 真空管を使ったパワーアンプの新製品を開発、この度、開催中のミュンヘン・ハイエンド・ショウ2018 の同社ブースにて初のお披露目となりました。
300B によるアンプは彼としては初めてのはず、プロの現場での使用も想定されるため、最低限のパワーが前提となり、音質の魅力はあるも10W 弱と非力であるのが否めないこの名球の採用に踏み切った理由として、恐らく日本製の高信頼球、高槻電器工業製のTA-300B の存在が大きかったであろうことは想像に難くありません。
試作機にもこのTA-300B が搭載されているとのことです。
詳細はまだ不明ですが、ステレオ機で4本の300B を使っているところをみるとプッシュプルかパラ駆動か、はたまたパラヴィチーニ一流の独創的回路で十分なパワーをひねり出しているか。ただのシングル・アンプでないことだけは確かです。
写真を見ると2台使っていますので、モノラル接続で片チャンネル1台ずつ使用し、さらに大きな出力を得ているのでしょう。40W か50W か??
実際に発売されるまでにはまだだいぶかかるとは思いますが、久々のブランニュー・モデル、実に楽しみです!