店主日誌

折に触れての1枚 Occasional Listening(10)~「今年のクリスマスのための音楽」

2017年12月25日

 
 
 
皆さんのなかにはクリスマスに合わせてそれに相応しい音楽を聴いていらっしゃる方も多いと思います。 え?忘年会続きでそんな暇はない??

店主もクリスマス・イヴには毎年違った演奏のレコードでチャイコフスキーの「くるみ割り人形」を聴くのを恒例としています。
今年は有名な演奏、カラヤン&ベルリン・フィル(ドイツ・グラモフォン、1966年録音)で組曲版を聴きました。
裏には(実はこちらが第1面ですが)同じ作曲家の「弦楽セレナード」が収められていますので、これは明日聴く予定です。

さらに今年は何日か前から、バッハの「クリスマス・オラトリオ」(3枚組、DECCA/LONDON、1966年録音)を半面ずつ、久々に全曲を聴きました。演奏はカール・ミュンヒンガー指揮するシュトゥットガルト室内管弦楽団&リューベック・カントライ、そしてソリスト達。
元々この曲は6つのカンタータをまとめたような形態で、レコードの片面ずつ、すなわち1曲ずつ聴いてもぶつ切りの違和感は無いのです。
彼の受難曲などとは違って、いかにもキリストの降誕を祝う祝典的な気分に溢れ、流石は名作、申し分ない演奏&録音もあって飽きることがありませんでした。

さて、この後大みそかまでには「第9」を、毎年違った演奏で聴くのも恒例としていますが、今年はカール・シューリヒトの振った録音をかける予定です。


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