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画像: <font color="#cc9961" size="-1">新春1月の独断的レコードコンサート</font>―終了しました

新春1月の独断的レコードコンサート―終了しました

2012年12月24日

「映画音楽だけじゃない、コルンゴールドの魅力」―終了しました

リニューアル・ウェブサイト公開に合わせて、こじんまりとではありますが新春からレコード・コンサートの開催を始めます。もちろんかけるのはアナログ・レコードのみ。
暇つぶしにでもお越し頂ければ幸いです。

コルンゴールド(コルンゴルト)、Erich Wolfgang Korngold(1897~1957、オーストリア)をご存知ですか?

近年は再評価の機運もあり、CDも増えてきましたので、作品を聴くのも難しくはなくなってきました。早熟の天才として、同国のモーツァルト(同じくヴォルフガンク)の再来、とも称された作曲家です。
11才にしてバレエ音楽、10代後半では2曲のオペラを作曲(うちひとつが今回のコンサートでも取り上げる「ヴィオランタ」)、R.シュトラウスやシェーンベルクらのいる当時のウィーンで、30才にして早くも第一級の作曲家の仲間入りを果たします。
その後ハリウッドからの誘いを受けて、映画音楽でアメリカでも大成功を収めますが、ナチス・ドイツの台頭でユダヤ人であったコルンゴールドはアメリカに亡命、運命の歯車が狂い始め、戦後はウィーンの楽壇に受け入れられずに、志とは違ってハリウッドで映画音楽の作曲家として生涯を終えることになります。

N饗など国内で取り上げられる機会も増えて、中では最も知られたヴァイオリン協奏曲(ちょっと懐かしいウルフ・ヘルシャーのヴァイオリン)とともに、私の好きな、シェークスピアの「から騒ぎ」に附けた劇音楽組曲、歌劇「ヴィオランタ」からなど、第1回目としてはかなり「身勝手」な内容ですが、そこは独断的コンサート、興味本位でお聴き頂きましょう。

それにしても、まるでウィーンのザッハートルテのように甘く濃厚なコルンゴールドの音楽、何とレコードとの相性の良いことか…!

1.開催日・開催場所: 2013年1月13日(日)、3:00PM~/マエストロ・ガレージ

2.使用予定レコード:

  • コルンゴールド/劇音楽「から騒ぎ」組曲 S.ランドー/ヴェストファーレン交響楽団 (英TURNABOUT TVS-37124) 
  • 歌劇「ヴィオランタ」 E.マートン/W.ベリー、M.ヤノフスキー/ミュンヘン放送管弦楽団 (米CBS 35909)
  • ヴァイオリン協奏曲 U.ヘルシャー(Vn)、W.マッテス/シュトゥットガルト放送管弦楽団 (独ELECTROLA 1C 065 -02460)

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