Dynavector ダイナベクターは1978年に元東京都立大学教授で制御工学が専門の故・富成 襄博士が創業、当初より大変技術志向の強いメーカーで、特に欧米では極めて高い評価・支持を誇ります。
20X2 は10X5 の兄貴分で、シリーズ2となって磁気回路の支持部に上級機XX2Mk2 同様、高剛性磁気回路構造を採用しました。
ボディは上級機譲りのアルミ削り出し、カンチレバーにはハードアルミニウムを採用、また針先にはマイクロリッジ(特殊ラインコンタクト)・スタイラスチップを装着しています。
ダイナベクターのお家芸、フラックスダンパーとソフト化マグネット搭載は言うまでもありません。
通常出力タイプL(0.3mV)と高出力タイプH(2.8mV)を用意。好みに合わせて選択することが出来ます。
出力: 高出力タイプ: 2.8mV,通常出力タイプ: 0.3mV (1kHz,5cm/sec)
周波数特性: 20〜20,000Hz (+-2dB)
インピーダンス: 推奨負荷抵抗: 1kΩ以上(高出力),30Ω以上(通常出力)
チャンネルセパレーション: 25dB
チャンネルバランス: 1.0dB
適正針圧: 1.8〜2.2g
スタイラス形状: マイクロリッジ(特殊ラインコンタクト)
カンチレバー材質: ハードアルミパイプ
重量: 9.2g