このところ話題のMCカートリッジのバランス伝送を最近提唱したのがPhasemation フェーズメーションでした。
MCカートリッジは磁束の中を動くコイルが発電し、プラス側,マイナス側ともに非接地(アースに落ちていない)で振幅します。すなわちバランス型の発電なわけです。
以前から一部のオーディオファイルに原理としては知られていたものの、それを実践しようとしても肝心のフォノイコや昇圧トランス,フォノケーブルなどで対応しているものが無く、従来通りアンバランス伝送せざるを得なかった実情がありました。
これに初めて真っ向から取り組み、まずフォノステージ・アンプ EA-1000 にバランス入力(XLR 端子)を装備、それを活かすためにバランス伝送対応のフォノケーブル(トーンアーム・ケーブル)が開発されました。
このCC-1200R はRの文字が付くように、プレーヤー側がRCA プラグ仕様。
先代モデルに対し1200 ではケーブルに1.25Sq の極太PC Triple C 線材を採用。
また、RCA プラグにはロジウムメッキ、XLR コネクターにはノイトリック社製金メッキタイプを採用しています。
CC-1200R では、端子形状はRCA ながら、マイナス側もシールド・アースとは別に、プラス側と同一のケーブルを使う2芯シールド構造でバランス伝送しています。
長さ: 1.2m