サン=サーンス/チェロと管弦楽のための作品全集
チェロ協奏曲第1番 イ短調OP.33
チェロ協奏曲第2番 ニ短調OP.119
チェロと管弦楽のための組曲 OP.16
チェロと管弦楽のためのアレグロ・アパッショナート OP.43
クリスティーヌ・ワレフスカ(Vc)
エリアフ・インバル指揮 モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
懐かしい名前ですが、クリスティーヌ・ワレフスカは'48年ロサンゼルス生まれ、今も現役のチェリストです。名前は東欧系ですが祖父がポーランド出身だそうです。
ピアティゴルスキーに師事した後、パリ音楽院で当時のチェロ科主任教授モーリス・マレシャルに就いて学び、早くも18才で首席卒業後、すぐに世界的な活動が始まります。
レコーディングではフィリップスと専属契約し'70年代にオーケストラとのレパートリーの多くを録音しました。
後に南米での公演を重ねるうちにその土地に惹かれ、アルゼンチンで結婚、定住することとなりました。こうした経緯で日本には活動が伝わらなくなっていたようですが、現地や出身地のアメリカで地道に演奏活動を続けていました。
日本では最近になって、すっかり大家となった彼女は'10年と'13年に36年ぶりとなる来日公演を行い好評を博しました。
国内オリジナル、貴重盤。
レーベル/原産国: PHILIPS/国内プレス(日本フォノグラム)
レコード番号: SFX-8698
レーベル,プレス情報: 赤/PHILIPS
Stereo/Mono: Stereo
盤のコンディション: MN-
ジャケット(ボックス)のコンディション: EX- (裏に若干黄ばみ)
録音: '73.11.22-24、サル・アルカザール(モンテカルロ)