YMK は明治30年創業、110年以上続くメーカーで、絶縁ガイシ(碍子)やセラミックヒーターなどをはじめとするセラミック製品を生産しています。
高圧配電用機器碍子では50%のシェアを誇る大手で、陶磁器で有名な愛知県瀬戸市に位置する企業です。
また、面白いところでは食品向け製品として横浜・崎陽軒のシウマイに必ず付いてくるひょうたん型陶器製醤油入れ「ひょうちゃん」もすべてここで作られています。
YMKのもうひとつ重要な製品が焼結石英。
YMKのもつセラミック焼結技術を応用して独自開発された焼結石英ガラスです。これは同社のオーディオ・インシュレーターとして製品化されています。
ヘッドシェルはすでにジルコニア製のZHS-01 を発売していますが、その好評を受け、今回はアルミナによるヘッドシェルを開発しました。
アルミナは正式には酸化アルミニウムと呼ばれ、同じセラミックスでもジルコニアより比重が軽く、硬度が高く、音速が早いのが特長、すなわち、よりセラミックスとしての特徴が強く現れた素材です。
*ヤング率が大きいほど硬い素材
若干肉厚のAHS-01H は重量が16gあるタイプです。色は白のみ。
重量: 16g
材質
本体: アルミナ(スリップ・キャスト成型)
指掛け部: アルミニウム
コネクター: 真鍮削り出し、ピンは真鍮に金メッキ仕上げ
リードワイヤー: 6N銅線(0.8mm×7)、35mm 長
端子チップ: リン青銅製、金メッキ仕上げ
カートリッジ固定用ビス: M2.6 ×7mm,10mm 各1ペア(ナット付き)