オルトフォン初のレコードクリーナーの登場です。
これぞ北欧デザインというべきフォルムは、オルトフォンのMC Cadenza シリーズ,2M シリーズ,Concorde MkII シリーズのデザインも手掛けたデンマークの著名なインダストリアルデザイナースタジオ、ミュラー・イェンセン・イノベーション&デザインによるものです。
射出成型によってつくられたボディーは導電性プラスティックで出来ており、レコード再生の天敵である静電気を溜め難い設計です。
間隔をおいて2列に並んだブラシはカーボンファイバーで(といっても非常にしなやかな繊維)導電性のため、クリーニング時に盤を擦っても静電気の起き難いのが特徴です。
写真1のように通常はホコリ避けのカバーを装着します。
通常のベルベット地などのクリーナーでホコリを除いた後、このカーボンクリーナーで静電気を避けながら仕上げるといった使い方が効果的です。