静電気対策のオーソリティ、SFC 社の製品が再び販売開始となりました。
なかでも独創的な静電気イレーサー、SK-FILTER はロングランの人気を誇りますが、この度グレードアップして装いも新たに再登場となりました。
改良のポイントは2点、
本体に質感に優れ、重量があるためより安定の確保にも繋がるステンレス製のベース、フレームを採用(従来はブラック塗装のスチール)
静電気除去用のサンダーロン繊維の毛材を1.5倍に増やしたことで静電気除去能力が30%増強
ご覧のように原理はシンプル、導電素材(ブラシのように見えますがブラシではありません)がレコードの盤面から静電気を吸収し空気中に放電します。
導電素材は盤面に触れずにすれすれのところに固定。素材が触れて擦れるとそこで必ず逆に静電気を発生させてしまいます。また、再生中に盤面を擦ると少なからずレコード再生に悪影響を及ぼします。
この素材は帯電した対象物に触れずに静電気を呼び込み空気中に放電する効果があります。
SK-FILTER SUS 最大のポイントがこの導電素材、日本蚕毛染色(株)が開発した特許の「サンダーロンThunderon」の採用。硫化銅を結合させた有機導電性繊維で、これを特殊な方法で編み上げ最適な形状としました。
静電気対策はこれさえやれば万全というものはありません。お使いの状況に合わせていくつかを組み合わせ、最善策を模索下さい。