ティム・デ・パラヴィチーニの手になるプロ用管球プリの名器、EAR 912 のエッセンスを受け継ぎ、民生用として生まれたのがこのEAR 868PLで、彼お得意のフォノアンプを内蔵しています。
EAR 912 最大の特徴が真空管・トランスカップリング方式とも言うべきパラヴィチーニ独自の回路構成にあるのですが、868 はこれを受け継ぎ、コンシューマー用に扱いやすい形にまとめられています。
EAR 834L はそれで十分素晴らしいのですが、この868L は間違いなくさらにその上をいく上質感をまざまざと見せつけます。
EAR 868PL は912 のフォノアンプ部をほぼそのまま搭載しているのが大きな魅力で、レコード・ファンには正に福音です。
ヴォリューム・コントロールの出来るリモコンが付属します。
店主おススメ。
使用真空管: PCC88(7DJ8)×4
入力: Phono×1、RCA PIN×5、XLR バランス×1
出力: RCA PIN×2、XLR バランス×2
入力感度: MM 2.2mV/MC 0.24mV、Line 200mV
SN比: 90dB(ラインアンプ)
入力インピーダンス: MM: 47kΩ、MC: 40Ω(工場出荷時点で4Ω, 12Ωの設定可能)
消費電力: 24W最大
外形寸法/ 重量: W380×D305×H100/ 10kg
付属品: リモコン(音量調整のみ)