“ヴァンデルノート/ベートーヴェン序曲集”
ベートーヴェン/
序曲「レオノーレ」第3番 OP.72a
劇付随音楽「エグモント」OP.84〜序曲
序曲「コリオラン」 OP.62
バレエ音楽「プロメテウスの創造物」OP.43〜序曲
歌劇「フィデリオ」〜序曲 OP.72a
アンドレ・ヴァンデルノート指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
アンドレ・ヴァンデルノート(1927-1991)はベルギーのブリュッセル生まれ。
ブリュッセル王立音楽院で学び、1951年にブザンソン国際指揮者コンクールで入賞後、ウィーン音楽院で学びます。
1959〜1973年の間、ブリュッセルのモネ劇場の音楽監督を務め、1974〜75年にベルギー国立管弦楽団、1975〜83年はアントワープ・フィルハーモニー管弦楽団、1979〜89年、RTBF 交響楽団(ブリュッセル)の首席指揮者、とベルギー国内のオーケストラの指揮者を歴任。
1950年代後半〜1960年代にはEMI が集中的に録音、フェラス,シフラ,ハイドシェック,ギレリスらと共演したほか、モーツァルトの交響曲では高い評価を得ました。
この盤はベルリン・フィルとの唯一の共演として貴重で、若き日の勢い溢れる演奏。
ちょうど同時期に、同じベルギー出身の大先輩、クリュイタンス(彼もアンドレ、22才年上)が同じくベルリン・フィルを振って同様の序曲を入れていますので、EMI がいかにヴァンデルノートに期待していたかがうかがわれます。
このHMV Concert Classics 盤 が初版。
レーベル/原産国: 英HMV(EMI)/ イギリス・プレス
レコード番号: SXLP 20031
レーベル,プレス情報: 青・銀-ニッパー/ HMV Concert Classics
Stereo/Mono: Stereo
盤のコンディション: VG+(Side1 冒頭で軽い音飛び)
ジャケット(ボックス)のコンディション: NM-(裏にシール)
録音: '60年頃