YMK は明治30年創業、110年以上続くメーカーで、絶縁ガイシ(碍子)やセラミックヒーターなどをはじめとするセラミック製品を生産しています。
高圧配電用機器碍子では50%のシェアを誇る大手で、陶磁器で有名な愛知県瀬戸市に位置する企業です。
また、面白いところでは食品向け製品として横浜・崎陽軒のシウマイに必ず付いてくるひょうたん型陶器製醤油入れ「ひょうちゃん」もすべてここで作られています。
YMK のもうひとつ重要な製品が焼結石英。
YMK のもつセラミック焼結技術を応用して独自開発された焼結石英ガラスです。これは同社のオーディオ・インシュレーターとして製品化されています。
ヘッドシェルはすでにジルコニア製のZHS-01 とアルミナ製のAHS-01 を発売していますが、今回は材料であるアルミナの純度を99.5% とした究極のセラミック・ヘッドシェルを開発しました。
アルミナは正式には酸化アルミニウムと呼ばれ、同じセラミックスでもジルコニアより比重が軽く、硬度が高く、音速が早いのが特長、すなわち、よりセラミックスとしての特徴が強く現れた素材です。
*ヤング率が大きいほど硬い素材
形状も見直され、全体を同一幅として重量軽減のために中抜きされています(重量16g)。色は白のみ。
付属のリードワイヤーも純銀線&ロジウムメッキ・リン青銅チップ端子にグレードアップ。
重量: 16g
材質
本体: 99.5% アルミナ(スリップ・キャスト成型)、両面研磨仕上げ
指掛け部: アルミニウム
コネクター: 真鍮削り出し、ピンは真鍮にロジウムメッキ仕上げ
リードワイヤー: 純銀線(0.1mm×19)、35mm 長
端子チップ: リン青銅製、ロジウムメッキ仕上げ