スタジオグレードのリファレンスとしてEAR プリアンプの頂点に君臨する912 。そのフォノアンプ部をそのまま独立させたのがこの 88PB です。
つまりEAR フォノステージ・アンプのトップとして位置付けられているわけです。
とっておきの自家製MC昇圧トランスを備えたMC/MM切替え入力と、もうひとつMM専用入力が1系統用意され、フロントパネルのプッシュスイッチでこの2系統の入力を切り替えて使うことが出来ます。
MM専用入力のほうにMC昇圧トランスを繋いでMC入力とすれば、2系統のMC入力を切り替えて使えますので、私もそうですが、複数のプレーヤーを使っていたり、ダブルアームでふたつのカートリッジを用意してその違いを楽しまれている方にとっては、意外と便利な機能です。
また高品位ヴォリュームを備えているため、ダイレクトにパワーアンプに繋いでアナログ・レコードに特化したシステムを組めば、一段と鮮度を増した再生が可能です。
あなたにとってのレコード再生のゴールは、意外と近いところにあるのかもしれません。
店主おススメ。
使用真空管: PCC88 ×4
入力: MCまたはMM ×1、MM ×1
出力: RCA PIN ×1、またはXLR ×1(スイッチ切替え式)
入力感度: MM 2.5mV
定格出力: 30V (最大)
インピーダンス: (入力)4Ω、または40Ω(MC、工場出荷セッティング)
SN比: 68dB
消費電力: 20W
外形寸法/ 重量: W235×D290×H100/ 6kg