R=コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」 OP.35
レオポルド・ストコフスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 エリック・グリュエンバーグ(Vn)
言うまでもなくシェエラザードはストコフスキー十八番中の十八番。このロイヤル・フィルとの録音は3回目、最後の録音となりました。 前回、11年前のロンドン響との録音の際と同じエリック・グリュエンバーグがヴァイオリン・ソロを担当しています。
ロンドン響との演奏に比べ、強烈なアクの強さに代わって弱音でのデリケートな表現が際立ち、風格さえ感じます。 でも、4つの部分をアタッカで続けて演奏、あたかも一つの交響詩のように演奏するなど、93才になってもストコ節は健在!
状態良好。