チャイコフスキー/交響曲第4番 ヘ短調OP.36
ロリン・マゼール指揮 クリ―ヴランド管弦楽団
生命力の塊のようなあのマゼールが亡くなりました。
少し前の来日時に出演したNHKの番組で、「今、とても気力は充実している」と言っていたのを見たので、突然の訃報に驚きました。
カリスマ的オーラを放つ大物指揮者の最後の一人と言え、寂しさを禁じ得ません。
チャイコフスキーの4番は全集の一環として'64年にウィーン・フィルと録音していますが、再び4番を選んでテラークで再録したところにこの曲への思い入れが感じられます。絶頂期、'79年の録音。
カッティングは当時の第一人者、スタン・リッカー(JVCカッティングセンター、USA)、プレスは独テルデック。
テラークをはじめ当時の高音質レコードのプレスはほとんどがテルデックか日本のJVC(日本ビクター)で、それが最高品質の証でした。
Side2,Band2 にキズがあり大きなティックノイズが出ますので特価。