ベートーヴェン/交響曲第7番 イ長調OP.92 〜第1,2,3楽章リハーサル
ルドルフ・ケンぺ指揮 ドレスデン・シュターツカペレ
これは元々コンサートのための練習風景をテスト程度にたまたま収録したもので、商業録音ではなかったのですが、突然亡くなってしまったケンぺはドレスデン・シュターツカペレとこの曲の録音を残すこともなく(本番コンサートの録音は存在しません)、(第4楽章が欠けているにもかかわらず)録音内容も優れていたため、敢えて発売されたものです。
実際聴いてみると、ケンぺが遮ることなく通しで演奏されることが多く、3つの楽章をほぼフルで聴くことが出来、さらに録音したのがあのクラウス・シュトリューベンであったことで、たまたまとは思えない優秀な音質が得られていて、レコード化の意義が十分納得出来るものです。