“ギレリス/カーネギーホール・リサイタル'69”
バッハ=ブゾーニ/前奏曲とフーガ ニ長調
ベートーヴェン/
32の変奏曲 ハ短調
ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調OP.27-2「月光」
メトナー/追憶のソナタ イ短調OP.38
プロコフィエフ/スケルツォと行進曲 OP.33 (「3つのオレンジへの恋」より)
ラヴェル/
なき王女のためのパヴァーヌ
水の戯れ
ショパン/
練習曲 変イ長調(遺作)
練習曲 ヘ長調OP.25-2
バッハ=シロティ/前奏曲 ロ長調
エミール・ギレリス(Pf)
'69年、ギレリスのアメリカデビュー15周年を飾るカーネギー・ホールでのリサイタルのライヴ録音です。
実に多彩なプログラムの選曲を見ても、彼がホロヴィッツやルービンシュタインらのヴィルトゥオーシティを受け継ぐ一人であることが容易に想像出来ます。と同時に、より現代的な語法をも身に着けているところがギレリスたる所以でしょう。