"GREATEST SCIENCE FICTION HITS Vol.2/ Neil Norman"
- 巨人の惑星(ジョン・ウィリアムズ)
- スペース1999II(デレク・ワズワース)
- 遊星よりの物体X(ドミトリ・ティオムキン)
- 巨大アメーバの惑星(ポール・ダンラップ)
- ブレード・ランナー(ヴァンゲリス)
- 宇宙家族ロビンソン(ジョン・ウィリアムズ)
- カプリコンI(ジェリー・ゴールドスミス)
- プリズナーNO.6(ロン・グレイナー)
- レイダース/失われたアーク(ジョン・ウィリアムズ)
- E.T.(ジョン・ウィリアムズ)
- インベーダー(ドメニク・フロンティア)
- 謎の円盤U.F.O.(バリー・グレイ)
- 宇宙大作戦(スタートレック)から「ヴェナの踊り」(アレクサンダー・クーリッジ)
- フラッシュ・ゴードン(ロジャー・テイラー)
- 宇宙戦争(リース・スティーヴンス)
- 原始惑星への旅(ノーマン/ローチ)
- INTO THE ALTERNATIVE UNIVERSE(ニール・ノーマン)
- スターウォーズ/ジェダイの復讐(ジョン・ウィリアムズ)
これはもうジャケ買いです! '60〜70年代SF映画&TVマニアには堪らないラインナップでしょう。
あなたはどのくらいタイトルに覚えがありますか?全部知っていれば超マニア級、8割でもじゅうぶんマニアです。
ニール・ノーマンはプロデューサーとして、また自身の楽団を率いてSF関連専門に活躍しています。
また、このアルバムの曲目リストを見て改めて驚くのはあのジョン・ウィリアムズの作曲が多いこと。
誰でもご存じの「ジェダイの復讐」(今は「ジェダイの帰還」に変更)と「レイダース」はともかく、懐かしいTVシリーズ「巨人の惑星」(巨人の星ではありません)、「宇宙家族ロビンソン」(ロスト・イン・スペース)までもが彼の作であったことは初めて知りました。
「遊星よりの物体X」も、より有名なジョン・カーペンターのリメイク作(こちらは正確には「遊星からの物体X])ではなく、ハワード・ホークスのオリジナルの方(D.ティオムキン作曲! これは'50年代)を採用するなど、'60〜70年代SFのカラーを頑なに守っているところにニール・ノーマンさんの好みが現れています。
ですからジョン・ウィリアムズのスターウォーズであってもサントラのロンドン交響楽団のような立派なアレンジを期待してはいけません。曲によっては懐かしきSF音、テルミンも加えてグッとポップ&レトロなサウンドで楽しませてくれます。