モソロフ/
ピアノ協奏曲第1番 OP.14
鉄工場 OP.19 *
組曲「兵士の歌」**
ルスダン・フォンツァリア(Pf)
ヴラディーミル・コジュカル指揮 ソビエト国立交響楽団
*エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮 ソビエト国立交響楽団
**ヴィターリ・グヌトフ指揮 オーシポフ・ロシア民族管弦楽団
アレクサンドル・モソロフ(1900-73)はキエフ出身の作曲家で、当時のソビエト・アヴァンギャルド音楽の代表格。
このアルバムではピアノ協奏曲と有名な鉄工場でそれが如実に表れており、前者はプロコフィエフのピアノ協奏曲をさらに過激にメカニックにしたような、後者はオネゲルのパシフィック231とプロコフィエフのスキタイ組曲を足してさらに過激にしたような快作。
また「兵士の歌」は打って変わって、民族楽器の楽団によるリリカルでメロディックな作品。
いずれもレコードで聴くことの出来る唯一の録音。
レア。