J.S.バッハ/
前奏曲とフーガ ト長調BWV.550
トッカータとフーガ ヘ長調BWV.540
前奏曲とフーガ ニ短調BWV.554
マリー=マドレーヌ・デュルフレ(Org)
前奏曲とフーガ イ短調BWV.53
幻想曲とフーガ イ短調BWV.561
前奏曲とフーガ 変ロ長調BWV.560
モーリス・デュルフレ(Org)
モーリス&マリー=マドレーヌ・デュルフレ夫妻
モーリス・デュリュフレ(1902-86)は、その作曲となるレクイエムをお聴きになった方も多いでしょう、フランスの作曲家であり名オルガニスト。
'53年に女性オルガニストのマリー=マドレーヌ・シュヴァリエと結婚、それがこのアルバムでも弾いているマリー=マドレーヌ・デュリュフレ、デュリュフレ夫人です。
夫婦でバッハを各3曲ずつ、計6曲を弾いている、何とも微笑ましい1枚です。
使用オルガンはフランスのソワソン大聖堂のそれで、この聖堂はビザンチン時代からの古刹だそうです。現在の見事なゴシック建築の建物は13世紀のもので、ルーベンスのステンドグラスでも有名です。
音質は良好で、大伽藍のなかでのオルガンの響きが良く捉えられています。
この頃の米エンジェルのブルーレーベルは厚手盤で盤質・音質ともに優秀。