“バーンスタイン/われらの時代の音楽Vol.2”
ルーカス・フォス/フォリオン (1967)
エディソン・デニソフ/クレシェンドとディミヌエンド (1965)
ガンサー・シュラ―/トリプラム
レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック
現代音楽を収めたバーンスタインのアルバム、第2集。
ルーカス・フォス(1922-2009)はドイツ生まれ、アメリカの作曲家兼指揮者で、言わばバーンスタインの同業者。
「フォリオン」は、ロストロポーヴィチのためにチェロ協奏曲を書いていた時期に夢で得たインスピレーションを基に作曲、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番を引用して書かれています。
エディソン・デニソフ(1929-96)はシベリア、トムスク出身の旧ソヴィエトの作曲家。ショスタコーヴィチにも師事しています。
名前のエディソン(エジソン)はエンジニアだった父親がアメリカの発明王から採ったそうです。
「クレシェンドとディミヌエンド」は13楽器のために書かれています:ハープシコード,6つのヴァイオリン,3つのヴィオラ,2つのチェロ,ダブルベース。
ガンサー・シュラー(1925-2015)はニューヨーク出身のアメリカの作曲家。かつ、ホルン奏者,ジャズ・ミュージシャンでもあります。
とくに'50年代にはあのマイルス・デイヴィスのバンドに加わって活動していました。
初版の2-eye レーベル盤。
盤,ジャケットとも良好。