世界基準であるIEC規格ではレコード盤の音溝が切られている最小半径が60.325mm と定められています。 通常のオーバーハング・ゲージは、その基準に対応すべくトラッキングエラーが最小になるようにオーバーハングとオフセット角を調整しますが、このゲージは昨今の高音質盤が敢えて内周ギリギリにまで音溝を切ることを避けている点に着目し、より外周側に焦点を当てたアライメントを行なって歪を低減し、音質改善を狙っています。
IEC規格の他、音溝の最小半径を65/ 70/ 75mm で設定可能。