ブラームス/ハンガリー舞曲集
第1番,2番,3番,5番,6番,7番,17番,19番,21番
ドヴォルザーク/スラヴ舞曲集
OP.46 から第1番,8番、P.72 から第2番,7番
Jonel Perlea (1900-70)
イオネル・ペルレア指揮 バンベルク交響楽団
イオネル・ペルレア(1900-70)はドイツ人の母,ルーマニア人の父の間にルーマニアに生まれました。
早くから音楽的才能を発揮し9才でワルツを作曲、ドイツに渡ってミュンヘンとライプツィヒ音楽院で学びました。
指揮のキャリアはライプツィヒ歌劇場を皮切りに、ロストックの歌劇場、その後故国に戻り、ブカレスト歌劇場の音楽監督に就任、同時にブカレスト王立音楽院の作曲科教授として教鞭を執りました。
'44年にはイタリアに渡り、数年後からミラノ・スカラ座に客演を始めます。
さらに'49年の暮にはメトロポリタン歌劇場でのワーグナー「トリスタンとイゾルデ」で成功裏にアメリカ・デビューを果たし、その後のNBC交響楽団の客演へと繋がりました。
このように一貫して主にオペラ畑で活躍ししながら、ヨーロッパのオーケストラに客演を重ねてきました。
このバンベルク響との録音もそのひとつで、米VOXにはステレオ初期に主にバンベルク響といくつかの録音を残しています。
ジャズで有名なルディ・ヴァン・ゲルダーによるマスタリング。