パニアグワ/古楽追想“ビリャンシーコ”
〜ルネサンス・スペインの愛と戯れの歌(世俗歌曲集)
グレゴリオ・パニアグア指揮 アトリウム・ムジケー古楽合奏団
[グレゴリオ・パニアグア、エドゥアルド・パニアグア、ベアトリモ・アモ、ベゴーニャ・オラビーテ、ルイス・パニアグア、カルロス・パニアグア]
15〜16世紀のスペイン・ルネサンス時代、「ビリャンシーコ」というのはポリフォニックな世俗歌曲の1ジャンルをさしていました。
例によってパニアグワとアトリウム・ムジケーは当時の歌曲集を基に彼ら独自の視点で再現・再構成しています。
使用する楽器もパニアグワ自らマドリード郊外に一大工房を設けて製作したそうです。
パニアグワの一連のレコーディングは発売当時、新鮮・斬新な演奏と仏ハルモニア・ムンディの鮮烈な録音によって高音質録音盤として話題となりました。現在でも海外ではオーディオファイル盤として人気があります。
スペイン音楽のスペシャリスト、濱田滋朗氏による詳細な解説付き。