ヴァージル・フォックス/The Fox Touch
J.S.バッハ/
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564
トッカータとフーガ ニ短調BWV.565
ヨゼフ・ヨンゲン(1873-1953)/トッカータ (協奏交響曲より)
ヴァージル・フォックス(Org)
ダイレクト・カッティングで有名な米Crystal Clear盤。
盤面の音溝を見ると、テラークやシャルフォン,キングのラボラトリー・シリーズなど、当時の高音質レコードに共通の溝の振れ幅を大きく取ったカッティングで切られており、通常LPのダイナミックレンジの限界を超える製盤で製作された限定プレス盤。ドイツ・プレス。
マスタリング・エンジニアには名人スタン・リッカーがクレジットされています。
また、録音コンソールの回路設計は、かつてマーク・レヴィンソンでも腕を振るったジョン・カールの名前が見られます。
使われたオルガンはカリフォルニア州のガーデングローヴ・コミュニティー教会に'77年に建造されたイタリアのオルガン工房フラテッリ・ルファッティ製で、何と奏者のヴァージル・フォックス自身が寄贈したものだそうです。