ベートーヴェン/交響曲第3番 変ホ長調OP.55 「英雄」
モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」〜序曲
ブルーノ・ワルター指揮 シンフォニー・オブ・ジ・エア
伝説の演奏。'57年1月16日に亡くなったトスカニーニを追悼して、同年2月3日、カーネギーホール行われた演奏会の記録です。
ワルターは同曲を翌年レコーディングしていますが、それとは全く趣を異にする迫真のライヴ。
一見全く性格の異なるトスカニーニとワルターですが、互いに信頼,尊敬し合う仲でした。
このコンサートはまさにワルターとオーケストラの、音楽による慟哭であったのでしょう。
トスカニーニのオーケストラであったNBC交響楽団は彼の引退後はシンフォニー・オブ・ジ・エア(放送交響楽団の意)と改称し、指揮者を置かずに活動していました。
米ワルター協会音源の国内盤(日本コロムビア)。プレスの良くない米国盤より優れた音源といえます。
状態良好。