ホーレンシュタイン/ヨハン・シュトラウス名曲集
- ワルツ「美しき青きドナウ」 OP.314
- ワルツ「酒、女と唄」 OP.333
- ワルツ「ウィーンの森の物語」 OP.325
- ワルツ「ウィーン気質」 OP.354
- ワルツ「皇帝円舞曲」 OP.437
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
あのホーレンシュタインがウィンナワルツ? でも彼はウクライナのキエフ生まれながら、母親はオーストリア人、10代初めにウィーンに移り音楽の最初の勉強はここで行なっています。
従って最も多感な若い時期、たっぷりとウィーン音楽の洗礼を受けていたわけです。
でもそこは、知っていながら敢えてウィーン訛りを排する如くの硬派なヨハン・シュトラウスを聴かせてくれます。
しかもウィーン・フィル相手ですから、普通なら「これはあなた方の音楽だ」と言って少なからず本場の味を醸し出さずにはおかないところでしょうが、彼はしっかり自分の音楽を鳴らします。
これは米リーダーズ・ダイジェスト社がRCAと共同で制作した一連の録音の中のひとつで、プロデュースと録音エンジニアは一貫してそれぞれ、チャールズ・ゲルハルトとケネス・ウィルキンソンが担当しました。
ウィーンのムジークフェラインザールでの録音。
まだシュリンクフィルムの掛かった貴重な未開封盤。