ヨハン・シュトラウスII世/ワルツ「南国のバラ」
トリッチ・トラッチ・ポルカ
ワルツ「ウィーンの森の物語」
シャンペン・ポルカ
ワルツ「ウィーン気質」
宝のワルツ
ワルツ「酒,女と唄」
ペルペトゥーム・モビレ(常動曲)
カール・シューリヒト指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
シューリヒトが晩年コンサートホール・レーベルに遺した録音の一つ。オーケストラはウィーン・フィル。
試しに2面の頭、ウィーン気質を聴いてみて下さい。序奏の思い入れたっぷりの室内楽(ボスコフスキーでしょう)から、主部に入ると身を翻して一転、颯爽と軽やかなワルツに入ります。こんなところにも、小品ながらシューリヒト節(?)が堪能出来る素敵な1枚です。
モノラル盤ですが、仏プレスは色彩感に秀でて、音の芯がはっきりしている分、この方が楽しめるという方も少なくないはず。
ドイツ向けの盤ですが、フランス・プレスというのはコンサートホールではよく見かけます。
店主おススメ。