本格HiFiプリメインアンプを30万円までの予算で、しかも安心な国産メーカーでとお考えの方、迷うことはありません。このモデル、LUXMAN ラックスマンのL-505uXIIをお奨めします。
L-505uXIIは、2011年発売のL-505uX をリファインしたマークIIモデルとして開発されました。
ラックスマン独自の増幅帰還回路ONDFには、最新ヴァージョンとなる4.0 (L-505uX はODNF2.3) を搭載し、さらなる歪低減,高域特性の改善,低インピーダンス化によるドライヴ力の向上を果たしています。
また、プリアンプの出力段にコントロールアンプの最上級機C-900u と同等のディスクリートバッファー回路を搭載し、繊細な音楽信号の純度を保ちつつ、パワーアンプ部を強力にドライヴする能力を高めました。
では細部を見ていきましょう。
- 電子制御アッテネーターLECUA搭載
クラス初採用となる高純度電子制御アッテネーターLECUA(Luxman Electric Controlled Ultimate Attenuator)を搭載。音量調節における音質劣化を最小限に抑え、88ステップのきめ細やかな調節が可能です。
- 独自のディスト―ションフィードバック回路ODNF4.0 の搭載
歪成分のみをフィードバックする、ラックスマン独自の帰還回路ODNF。負帰還回路は特性が大きく向上するものの、音質的には必ずしも良くなるとは限らないと言われます。ODNF はこのテーゼに対するラックスマンの回答です。
L-550uXII では、誤差検出部を2パラレルとして歪性能を大幅に改善し、2段目アンプを2パラレル⇒ダーリントン接続とした最新ヴァージョン 4.0 を搭載しました。
- ハイ・イナーシャ電源構成
高レギュレーションの電源トランスと大容量コンデンサー(10,000μF×4本)、直流電圧への変換効率の高いショットキーバリア・ダイオードを組み合わせた、ハイイナーシャ(高慣性)電源を構築しました。
- 本格的なフォノアンプ回路の搭載
MM/MC対応高音質フォノアンプ回路を内蔵。オマケではない、音の良いフォノアンプです。
- 大容量スピーカーリレーと高音質セレクターIC
低抵抗値の大型スピーカーリレーをパラレル構成で搭載、加えて配線パターンの低インピーダンス化により、ダンピングファクターを180 ⇒ 210 に向上。
また、最上級プリアンプC-1000f にも搭載された高音質セレクター・スイッチICの採用により、セパレーションとクロストーク性能を高めました。
- 入力された音声信号をスピーカー出力まで最適最短のルートで構成する「ビーライン・コンストラクション」
フルモデルチェンジにともない、部品レイアウトを見直すことで配線経路が最適最短となるビーライン・コンストラクション(ミツバチの収蜜・帰巣の最適最短ルートになぞられる)を新設計。その内部配線材には自然な信号伝送を実現する独自のOFCワイヤーを採用しました。
- 内部の主要信号線には各芯スパイラルラップ・シールドと芯線の非メッキ処理による独自のOFCワイヤー、デリケートな音楽信号の流れに配慮しスムーズな電流伝送を実現するラックスマンならではのラウンドパターン配線基板を採用。
- パネルカラーにはシャンペンゴールド仕様も用意
店主おススメ!