Rega レガは1973年にトニー・レルフ Tony Relph とロイ・ガンディ Roy Gandy 両氏により英国エセックス州にて創業、二人の名前の最初の２文字「Ｒｅ・ｇａ］を採って社名とされました。
現在でも、子供の頃からの根っからのオーディオマニアであるロイ・ガンディ氏の主導で開発が進められています。
ガンディさん、飾らない人柄が写真からもうかがわれます。

Roy Gandy, founder

このたびシリーズの中核を担ってきたRP6 がモデルチェンジ、Planar 6 として生まれ変わりました。細部にわたる重要な改良を受け、一段と魅力を増しての登場です。

• 新規設計のポリウレタン本体プリンツ

  本体プリンツには特殊ポリウレタンを採用。この素材は、RP8/10 にも採用されているものから更に進化したTancast 8 ポリウレタンフォームを初めて採用。これは航空宇宙産業用に開発された材質で、優れた「軽さ」「硬さ」で注目されているハイテク素材です。
  Tancast 8 素材に高度の圧縮をかけ、さらに、新開発HPL（High Pressure Laminate）硬化プラスチック・ラミネートによるサンドイッチ構造を採用することで、キャビネットの剛性レベルを大幅に上げています。

  スピンドル・ホルダー部とアーム・ベース部との間で、アルミ・ブレース（上面）と３ｍｍ厚フェノール材ブレース（下面）で上下から挟んで補強するダブルブレース・テクノロジーは、すっかりPlanar シリーズのアイコンとなりました。

  

  
  
• 新規開発のトーンアーム RB330

  新規設計されたベアリング・ハウジングと、重量配分を考慮、最新技術を導入して開発されたアームパイプにより、大敵である不要共振を大幅に低減しています。
  ベアリングは、改良されて垂直・水平とも感度が向上。
  アンチスケーティング機構も改良を受け、調整数値が見易くなりました。
  アームケーブルは新しい低容量タイプとなり、ＲＣＡプラグはノイトリック社製が採用されています。

  

  
  
• 新電源ユニット Neo PSU の採用

新開発の電源ユニットNeo PSU は、RP8/10 同様ジェネレーター機能（水晶発振器）を搭載し、ＤＳＰによって「ほぼ完全な」波形（歪率0.15% 以下）を生成し本体に供給することが出来るようになりました。
３３と４５回転の切替えもフロントパネルのスイッチで行えます。
また、５０/６０Hz 両方の電源周波数に変更無しに適合します。

ドライヴモーターには新しい２４Ｖハイスペック・シンクロナス・モーターを採用。

• 新設計のプラッター，サブ・プラッター，プーリー

２重構造のスモークガラス・プラッター、新規設計のアルミ製サブプラッター、そしてモータープーリーも高精度マシン切削加工による新形状に一新されました。
また、ドライヴベルトは、RP8/10 で採用されているアップグレードタイプを標準装備。





• 新しい三重構造防振フット、新設計スモークアクリル・ダストカバー標準装備

Rega 製ＭＭカートリッジ Exact 標準装備のPlanar 6 Exact と、ＭＣカートリッジ Ania 標準装備のPlanar 6 Ania もございます；

Planar 6 Exact　245,000 円（税別）
Planar 6 Ania　285,000 円（税別）

(left) Exact　(right) Ania