ベートーヴェン/交響曲第4番 変ロ長調 OP.60
カルロス・クライバー指揮 バイエルン国立管弦楽団
1982年のカール・ベーム追悼特別演奏会でのライヴ録音。
クライバー自身がこの録音に寄せた言葉が載っています;
「私にとって、レコーディングにOKを出すことは常に一種の恐怖です。しかし、バイエルン国立管弦楽団とのこのライヴ録音には大きな喜びをもってOKを出しました。
我々は、耳に訴えるこの“スナップ・ショット”に対し、いかなる化粧も施したくありませんし、どんな小さな修正も加えたくなかったのです。実際、どのような批評に対しても、私たちは反論する根拠を持っています―それがプリンツレーゲンテン劇場でのライヴなのです。
生命力を耳から感じ取ることができる人達にとって、これほど心をこめて、自信をもって、また精霊に導かれるかのように楽しげに演奏を聴かせてくれるのは、この日のバイエルン国立管弦楽団をおいて他に無いとすら断言出来ます。本当にありがとう!」(カルロス・クライバー)