[CD] アニュエル・ブンダヴォエ/バッハ名演集
J.S.バッハ/
コラール前奏曲 BWV645 「目覚めよと呼ぶ声あり」(ブゾーニ編曲)
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004 〜第5曲 シャコンヌ (ブゾーニ編曲)
トッカータ ホ短調 BWV.914
トッカータ ニ長調 BWV.912
アニュエル・ブンダヴォエ(Pf)
アニュエル・ブンダヴォエ(1912-2015)は母親と同じくフランスはレユニオン島生まれ、父親はフランドル系で、聞き慣れない姓はそこから来ています。
マルセイユ音楽院で学んだ後、10才でパリ音楽院に入学、ラザール・レヴィやマルグリット・ロンに師事して、1942年に首席。その後、フーガ,対位法,和声理論でも首席を獲得して、バッハから現代ものまであらゆる音楽の演奏を会得します。
卒業後はフランス国営放送コンサートのソリストとして登場、戦後は華々しく活躍し1950年代にはいくつかの録音も行い、そのうちのひとつがこの仏Ducretet-Thomson へのバッハ録音です('55年にフランスディスク大賞を受賞)。
ただそれ以降は演奏活動から遠ざかったため、最近まで存命であったにもかかわらず('80年代まで長年ヴェルサイユ音楽院で教鞭を執りました)録音が極めて少なく、幻のピアニストとなっています。
*レコードではなくCDです。