Oscar Peterson/hello Herbie
ナプタウン・ブルース
君にそっくりの
デイ・バイ・デイ
ハンプのブルース
ブルース・フォア H.G.
恋に過ごせし宵
セヴン・カム・イレヴン
オスカー・ピーターソン(pf)、ハープ・エリス(g)、サム・ジョーンズ(bs)、ボブ・ダーハム(bs)
オスカー・ピーターソン・トリオには、ギターのハープ・エリスが加わっていた1952〜59年と、ギターの代わりにドラムスを加えたそれ以降の時期に分かれますが、前期にギターを受け持っていたのがハーブ・エリスでした。
オスカー・ピーターソンに惚れ込み、それがレーベルを興す動機にもなったという独MPS の社長、ハンス・ゲオルク・ブルンナー・シュヴェアー氏が、10年ぶりに一度離れたハーブをオスカーと再会させてセッションを行うという夢を実現したのがこの録音。だから、オスカーが久しぶりにハーブに会って初めて発した言葉「Hello Habie」がそのままアルバム・タイトルになりました。
シュヴェアーの自宅には立派なレコーディングルームがあり、1966年以降、ピーターソンが訪れるたびに気心知れた仲間で内輪の演奏を楽しみ、それを優れたレコーディング・エンジニアでもあるシュヴェアーがプライヴェート録音の形で録音するのが恒例となっていました。これもその貴重な録音のなかのひとつ。