My Sonic Lab マイソニック・カートリッジの性能を極限まで引き出すことを目的に作られた昇圧トランス。
カートリッジと昇圧トランスはまずインピーダンスの整合が何より先決。
これを合わせないまま音がいいからと言って聴いていても、カートリッジの真の音を引き出せていないことになります。
マイソニックのカートリッジは世界にも類を見ないほど内部インピーダンスが低く、これを真に受け入れられるのは同じマイソニックのトランスだけと言ってよいでしょう。
当初のEminent やHyper Eminent なら、それに合わせて生まれたトランスStage 302 でよいのですが、さらに開発を進めて0.6 Ωという超低インピーダンスを実現したUltra Eminent Bc が完成すると、これに応える超低インピーダンス入力対応のトランスが求められました。
そうして生まれたのがStage 1030。とくに1次巻線に工夫を重ね、更なる少巻線化と巻線導体断面積の拡大により、一層の内部損失低減が図られました。
そして、異例の低内部抵抗をはじめとする優れた特性は、やはり何と言ってもマイソニック独自の特殊コア材PC-SXII があってこそ実現したものです。
同社上級カートリッジで真価を発揮させるにはもはや必須、ペア使用が前提とさえ言えます。
さらにマイソニック・ラボによると、同社の超低インピーダンス・カートリッジばかりでなく、3〜5Ω前後の他社低インピーダンス・カートリッジとも抜群の相性を示し、他のトランスでは得られない一皮剥けた音を聴くことも可能です。
店主おススメ。