CHUDEN (株)中電は1996 年創業、一貫してフォノカートリッジの製造を行ってきた専業メーカー。相手先ブランドのOEMを中心に行ってきたため、今まで一般にその名前を知られることはありませんでした。
その前身は群馬県にあった中央電子工業(株)で、CD台頭によりフォノカートリッジ生産の中止が決まった際に、当時同社取締役だった樽屋 毅氏がそのカートリッジ生産業務を買い取って独立、新たに立ち上げたのが(株)中電です。
当時主力製品だったセラミックカートリッジ,MMカートリッジを現在も中心に生産、国内外の多くのプレーヤーメーカーへOEM提供をしており、今もOEM生産が8割ほどを占めています。
そして2018 年、次のステップとして自社ブランド「CHUDEN」を立ち上げ出荷を開始、とくにカートリッジについては、OEM向けとデザインは同じでも、調整を追込んでワンランク上を目指したものを自社ブランド商品として製品化しています。
このMG-2875G は同社を代表するMMカートリッジ。
接合楕円針を採用してひとつ上の再生を目指しています。
同社のヘッドシェルHC-001 に結線して取り付け済みのセット商品もございます(11,000円・税別)。