Alan Pettersson
ぺッテション/交響曲第7番(1968)
アンタル・ドラティ指揮 ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
アラン・ぺッテション(1911-1980)はスウェーデン、ストックホルム生まれ。
ストックホルム王立音楽院にてヴァイオリンとヴィオラを学び、1939-51年の間ストックホルム・フィルにヴィオラ奏者として在籍。
作曲家としては遅咲きで1949年に「弦楽四重奏とヴァイオリンのための協奏曲」でデビュー。その後ジェニー・リンド奨学金を得てパリに渡り、オネゲルやルネ・レイボヴィッツらに師事しました。
17曲もの交響曲を作曲、ショスタコーヴィッチ以降の注目すべき交響曲作家との声もあります。
交響曲第7番は当時ストックホルム・フィルの音楽監督を務めていたドラティに献呈され、このコンビにより1968年に初演されました。
このドラティによる交響曲第7番のデッカへのレコーディングが評判となり、さらにドラティは第8番,第10番を初演、ぺッテションは次第に国際的評価を得、以降多くの録音がなされるようになりました。
このスモール・デッカ・レーベル(ED4)が初版。