ロドリーゴ/
マドリガル協奏曲(2本のギターと管弦楽のための、1966)
交響詩「青いゆりのために」(1934)
交響詩「ある庭園のための音楽」(1957)
アルフォンソ・モレーノ,デボラ・マリオッティ(G)
エンリケ・バティス指揮 ロンドン交響楽団
いずれもロドリーゴの珍しい曲が収録されています。
「マドリガル協奏曲」は1960年代に活躍していたギター二重奏、イダ・プレスティとアレクサンドル・ラゴヤの依頼を受けて書かれましたが、プレスティの急逝により彼らによる初演は叶わず、ギター奏者一家ロメロ家のぺぺとアンヘルのギター、R.フリューベック・デ・ブルゴス指揮のロサンゼルス・フィルによって1970年に初演されました。
10の小さな楽章から成っています。
交響詩「青いゆりのために」は1934年、33才の時、バレンシア市の芸術協会による交響詩の新作コンクールに出品するために作曲、見事一等賞を勝ち取りました。
もうひとつの交響詩「ある庭園のための音楽」はずっと後、1957年に作曲。元々はマドリードのレティーロ公園の四季を描いた無声ドキュメント映画のための音楽でした。