サン=サーンス/
ピアノ協奏曲第2番 ト短調 OP.22
ピアノ協奏曲第4番 ハ短調 OP.44
ジャンヌ=マリー・ダルレ(Pf)
ルイ・フレスティエ指揮 フランス国立放送管弦楽団
ジャンヌ=マリー・ダルレ(1905-99)はフランス往年の名手。
パリ音楽院で師事したイシドール・フィリップはサン=サーンス門下でしたから、ダルレはサン=サーンスの孫弟子といえ、これらは長らくサン=サーンスのピアノ協奏曲(5曲)の代表的録音とされました。
ルイ・フレスティエ(1892-1976)は仏モンペリエ生まれ、デュカスやダンディらに学び、作曲家としてもローマ大賞を受賞するなど一家を成しました。
オペラ・コミックやパリ・オペラ座など劇場を中心に活動、'46年にはパリ音楽院の教授に就任して、多くの逸材を輩出しました。
本場の香り高き名演。
モノラル後期の録音ですので音質は優秀。