Akira Endo (1938-2014)
エドワード・ケネディー“デューク”エリントン/組曲「河」(1970)
黛敏郎/弦楽合奏のためのエッセイ(1963)
遠藤 明指揮 ルイヴィル管弦楽団
遠藤 明(1938-2014)はほとんどアメリカ中心に活動していましたので日本では全く知られていませんが、日系アメリカ人の指揮者。
南カリフォルニア大学でヴァイオリンと指揮を学び、ミトロプーロス国際指揮者コンクールで2度入賞、その後バーンスタインの推挙もあり1969年にはアメリカン・バレエ・シアターの指揮者となります。
ここで振っているルイヴィル管弦楽団では第4代音楽監督(1980-82)を務めました。
その他、ウェストサイド管弦楽団,ロングビーチ交響楽団,オースティン交響楽団,サン・アントニオ交響楽団,ヒューストン交響楽団,ハミルトン・フィルハーモニー管弦楽団(オンタリオ,カナダ)の指揮者を歴任、数多くのアメリカ,ヨーロッパのオーケストラに客演しました。
ルイヴィル管弦楽団は最も早い時期から自主レーベルのリリースを始め(First Edition Records シリーズ)、アメリカ現代オーケストラ作品を中心とした膨大な初録音シリーズを敢行していました。
あのデューク・エリントンの管弦楽組曲と黛敏郎の作品という意表を突く選曲も指揮者、遠藤ならではなのでしょう。
米Columbia(CBS)でプロデューサーとして活躍したアンドリュー・カズディンによる制作。
大変レアな1枚。
音質優秀!