「ミッシャ・エルマン〜故郷の調べ」
ヨセフ・ボニーム(1891〜1951)/ヘブライ人の踊り
エルネスト・ブロッホ(1880〜1959)/ニーグン
ジョージ・パールマン/ラビの夫人の踊り
ユニウス・チャーハース(1910〜)/ハシディーム
アブラハム・ゴールドファーデン(1840〜1908)/干ぶどうとアーモンド
ヨーゼフ・アクロン(1886〜1943)/ヘブライのメロディー
エイリ・エイリ(伝統民謡)
マーク・ラブリー(1903〜)/イエメン人の結婚
マックス・ブルッフ(1883〜1920)/コル・二ドライ
ミッシャ・エルマン(Vn)、ジョゼフ・セイガー(Pf)
ジンバリスト,ハイフェッツとともにアウアー門下の三羽烏といわれたエルマンは、その甘美でロマンティックな歌い回しを「エルマン・トーン」と称され人気を博しましたが、このアルバムは彼自身、そして師アウアーのルーツであるユダヤ民族に因んだ曲(ユダヤ楽派)を収めた注目すべきアルバム。晩年に米ヴァンガード・レーベルに入れた一連のステレオ録音のうちの1枚です。
盤のタイトルとなっているブルッフの曲は、元々はチェロと管弦楽のために書かれています。
米盤はとても高価。