ハチャトゥリアン/ヴァイオリン協奏曲 サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ
ミッシャ・エルマン(Vn) ウラディミール・ゴルシュマン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ハチャトゥリアンではこの曲でよく行われる技巧的に快速で飛ばす演奏でなく、いかにもエルマンらしい人懐っこく暖かい歌い回しが聴かれます。 この録音で彼が弾いているヴァイオリンは、かつてナポレオンが所有していたストラディヴァリウスで、レカミエ夫人に献呈したため「レカミエ」と呼ばれる1717年製の銘器だそうです。今はどうなっているのでしょう? バックはフランス出身のロシア系アメリカ人、ロシア・バレエ団の指揮者も務めたゴルシュマンとウィーン・フィル。
米盤はとても高価。