CSPort は2014年創立の新しいメーカーですが、長年培ってきたスイッチング電源技術を背景として、ノイズ処理技術など独自のキーテクノロジーの蓄積、そして長年の産業用機器の開発・生産経験に基づいた高品質・高信頼性設計のノウハウがあります。
これらをもとに当初から完成度の高いハイエンド・オーディオ製品を送り出して来ました。
C3EQM2 は同社フォノステージアンプの第2世代。
キーパーツである高性能管C3g の採用、バッテリー駆動電源等、オリジナリティ溢れる内容です。
- 高信頼管C3g の搭載
旧ドイツテレコム(郵政公社)が電話中継器用に開発した高信頼5極管C3g を搭載。電話回線中継に数多く使われるためすぐに壊れていては使い物になりませんし(メタル管)、高い忠実度も求められます。
C3g はグリッド線が細く電極間の距離が大きいため、リニアリティの高い増幅が可能。メタル管ですので金属カバーをアースすることで高いシールド性も活かせます。ソケットを使わず、基板に直接はんだづけすることで接触点でのノイズ発生を抑えています。
C3g 真空管
- バッテリー駆動でAC電源ラインから分離
ノイズの巣窟であるAC電源ラインから切り離し、大型ニッケル水素電池で駆動することで理想的なローノイズを実現。
電池動作時間5時間(オプション拡張時9時間)
電池充電時間4時間(オプション拡張時8時間)
内蔵のニッケル水素電池
- MCトランス内蔵
MCカートリッジの昇圧には、高透磁率スーパーパーマロイコアを使用し、リニアリティの高い特性を誇る内蔵トランスを使用。
なお、出力もトランス方式で他機器と分離し、ノイズの影響を受けにくい構成です。
内蔵のMCトランス