エンドレ・セルヴァーンスキ(1911-77)
/弦楽のためのセレナード(1947-48)
エミール・ペトロヴィチ(1930-2011)
弦楽四重奏曲(1958)*
ヴィルモシュ・タートライ指揮 ハンガリー室内管弦楽団
*ヴェイネル弦楽四重奏団
Endre Szervanszky
エンドレ・セルヴァーンスキ(1911-77)はハンガリー生まれ。
1922年から27年にかけてブダペストのリスト音楽院でクラリネットを学んだ後、様々なオーケストラで演奏、再び音楽院に戻りアルベルト・シクローシュに就いて作曲を学んでいます。
その後1930年代はハンガリー放送のオーケストレーターとして働き、1948年にはリスト音楽院の作曲科教授として招かれました。
Emil Petrovics
エミール・ペトロヴィチ(1930-2011)はズレニャニン(旧ユーゴスラヴィア)出身のハンガリーの作曲家。
リスト音楽院で作曲を学んだ後、1950年代前半にはブダペストの印刷工場のオーケストラで指揮を執り、1960年代にはハンガリー初のミュージカル劇場を創設して音楽監督を務めています。
1964年から音楽院の講師、1968年には音楽院作曲科の学科長に就任。
1967〜1985年までは国会議員、1967〜1999年まではハンガリー著作権協会の会長も務めています。
1986〜90年にはハンガリー国立歌劇場監督(1988年から総監督)、2003〜05年まで同歌劇場の音楽総監督を歴任。
両曲とも親しみ易い作風です。